鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜




「じゃあ、ノートに書いていくね。」


「まず、私が2人にあった場所。ここは2人があった場所でもあるらしいの。2人が遊んでる時に、わたしは2人と初めて会った。」


「凛と初めて会った場所なら覚えてる。」


「え?そうなの?」


「……うん。ハルだけの記憶だけごっそり抜けちゃったから。」


「そうなんだ」


「凛と初めてあったのも、ハルがいないようになってて。」


そういいながら、凛はノートに書き込んだ。
『下北臨海公園』と。


下北臨海公園は、花火大会が行われた場所でもある。



私たちは下公って言ってたな。ちょっと遠いけど歩ける距離で。凛とよく遊んだ。

凛はさらに書き込んだ『最初に2人があった場所、よく遊んだ場所』と。


思い出って言ってもな……。


どこからどこまでなんだろ?