鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜

う、うそ……。


って言うことは、もう、もう、現実に戻さない限り、ハルと、喋れないの……?


あれ?頬になんか冷たいのが……。




涙。


なんで涙にも気づけないんだろう。

鈍感なのかな。私って。


でもそんなのどっだっていいくらいハルと話したい。


男の子っぽい低い声。スラリとしていて、綺麗なシルエット。とっても優しい性格。


たとえ凛のことがハルは好きでも、私は、ハルの事を愛す。そう決めたんだよ。


これは、叶わない恋でも、私は、自分が思ったようにするって決めたんだよ!



ハルと、話したい……。


あはっ!もうこんな状態になるなんて……。



勉強する気にならない。一昨日と同じように不貞腐れてしまったわたしは、ベットにうつ伏せた。