鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜

────────
────

曲が終わる。

ハルは、なんか熱心にテレビを見ていたけど理由は、分からない。




そういえば、推しに夢中で忘れてたけど、ハルが好きな人がいるって言ってた時に、胸がモヤッとした。



やっぱ私ってハルのことが好きなのかな?


でもやっぱこの気持ちって昔の私がどうだったのかによって変わってしまう。



やっぱりループから抜け出せなくなってしまった。


このループから抜け出すように、ハルが声をかけてくれた。


「ねぇ、アキの推しって、あの女の子?」



「っ?そうだよ?」


「じゃあ男子の中では誰が1番好き?」



誰だろ?考えたことなかった。


……でも私の好きな人ってやっぱハルなんだろうな。




だからこの中の男の子は、誰が1番好きとかが無いのかも。


思ったことをそのまま伝えてみることにした。ただ、ハルが好きって言う部分は伏せて。



「ここの男の子たちは、みんな同じくらい大好きかな?tukiと会えていいなーってくらい。」



「そっか……。」


ハルは、嬉しいという表情なのか、少し落ち込んでるのか分からない表情をしている。


どうしてそんな顔しちゃうの?


かける言葉間違えちゃった?

分からない。

でもわかったことはある。