本当はいいよって言いたかった。でも……純花ちゃんは、何か逃げては行けないものから逃げている気がしたから。
「ごめん。あのね。私のお父さんが、この世界をまとめる人なんだけど……。」
「え?……うん。」
純花ちゃん混乱してるよね。ごめんね。でも私も話したいんだ。
「お父さん、もう現実世界に戻る事ができないらしくて……。私たちはその事への手紙を私に来たの。でも別に、純花ちゃんだから、教えて貰えなかったとかじゃないの。教えても、いいんだけど……。ただ、その代償が純花ちゃんにかかってしまうと考えたら怖くって……。」
「そ、っか。」
「私は少しダメなことをしちゃってるけど。正統法で行けるから……。しっかりと、正統法で言って欲しいんだ。私がいはんしちゃったから……。今も少し、辛くなってるし。」
「じゃあ、正統法って……?」
これを言わなきゃ行けないんだ。
この言葉がきっと純花ちゃんが貰って救われる、言葉……!
「鏡を通して、会話すること。そして……。」
「亜紀。もういい、後で話しておく。亜紀が全てを負う必要は無い。」
「え?お父さん……。」

