鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜



次の日──

私は学校が終わってから家に帰ってすぐにあの広間に来ていた。

また作られる神秘的な大きい鏡。

結構見てきているけれど、毎回この瞬間を見た時だけ感動してしまう。


私は鏡をくぐった。


そこにはお父さんはいなかった。でも……純花ちゃんがいた。

私は、思わず、走っていった。

あえて、嬉しくて。


「純花ちゃん!?」


「おお!あき!久しぶり」

「久しぶり。2日ぶりだね!」


「元気にしてた?」


「もちろん。……純花ちゃんは大丈夫?」


「なんとか。ね、話さない?」


「うん!」


私たちはそのまま広場から少し離れたところのベンチに座った。


「あき、はさどうして現実の人なのにこっちの世界に来れるの?」


「あー、それは……ある場所の鏡がこの世界の入口になってるから。そこを通れば、こっちの世界に来れるんだ!」


「ある場所……?」


「うん。でも純花ちゃんでも教えられない。」


「そうだよね……。ごめんね!こんなくらい話がしたかった訳じゃないの、だから話変えてもいい?」