鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜



純花ちゃんいい人だったな…!

そう思いながら私は現実世界に戻った。


家に帰るとママがいた。


「アキ!どこ行ってたの?」

「え?凛と遊んでたー。」

「あー、そっか!」



「ママ、あの…これ。」


私はお父さんに渡された手紙をママに渡した。


「どうしたの?」



「えっと……。私の部屋に置いてあって。多分お父さんの…。」


その言葉を言った瞬間、ママの顔が複雑な表情になった。


今ママはどんな風に考えているんだろう。

ママはこの手紙を読んで大丈夫なのかな…?


その考えが頭の中をグルグルする。


でも渡してしまったからにはしょうがない。


「じゃあママ、勉強してくるね。」


「まって。一緒に読んでくれない?」


「…わかった。一緒に読もっか?」