鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜



純花ちゃんの人生は壮大だった。


有名な歌手の子供として生まれて、純花ちゃんも歌手にするため特訓をさせられた。


その中で自分の歌声に自信が着いて、自分らしく歌えるようになった。


幼なじみもいた。その子の名前は雪夜(せつや)純花ちゃんはその雪夜くんと話して疲れを飛ばしていた。


ある人が純花ちゃんの実力を見てスカウトした。

そこからレッスンを重ね、デビューをした。

そこからはトントン拍子に物事が進んで行った。

有名になって実力が認められて。


純花ちゃんはその時中一。


そのスケジュールをこなせるような年齢ではなかった。


さらにそこに重なるのが移動時間。


純花ちゃんの家からは、スタジオは遠くのことが多かった。


だから引っ越をする予定になった。


もっと仕事をするために。


でも、雪夜くんと離れてしまうことになるのだ。


雪夜くんと離れたくないけれど、自分も歌手として仕事の幅を広げたい。


そう思っていた。

でも、雪夜くんと会いたいのに、それが制限されてしまう。それは嫌だった。


その時雪夜くんが言ったのだ。


『自分の夢を壊さないで』


と。その言葉に胸を打たれて、純花ちゃんは引っ越した。

でも一ヶ月に一回は会っていた。

幼なじみとして関係を崩したくないから。