鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜





私はハルに誘われて、この場所に来た。



「アキ、言いたいことがあるんだ。」


最近、私とハルは、関係が無くなってきていた。



それは川の事件のあとから、関わらないでと、言われたあとから。



「なに?」


少しキツイ言い方をしていたかも……


「いや……ごめんね、関わるなとか言っちゃって。」


今謝られても……困るよ


「何があったっていうの?」

「えっと……、俺たち、よくからかわれるようになっちゃったから」


「あ、そうなんだ。」

涼にからかわれて、嫌だったのかな?


ってことは……

負の感情のループに陥りそうになり、止めた。


「アキの事が嫌いでやったことじゃないから。」


私の心読まれてる……。

読んでくれたのかな?


「あっそっか……。」


「ねぇ、学校でもまた話そ。そして、また話してくれると嬉しい。お願い。」


ハルが言い出したことだけど……私は悲しかった。心にぽっかりと穴があいたみたいだった。



「もちろん!」


ハルがぱぁ!と顔を明るくして、

「ありがとう!」


って泣きながら言ってくれた。


私ももらい泣きしてしまって、


「う、ありがとう……。」

嬉しいな、まだ話したいな。


そう思ったんだ。