鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜





あの場所は……


私が学校から帰る道の遠回りなはず。


私はその道に入った。


あの夢、ここで合ったはずなんだけど……

ここは周りが木に囲まれていて神秘的な雰囲気だ。

私がたっているところは開けている。なんでここに空間があるのか不思議になってしまう。


ボーっと立っていると……

地面からじわじわと何かが生えるみたいに物体が出てきた。それも

あの大きい鏡を形作っている。


そうして出来上がったのは……夢に出てきたものとまるっきり同じな、大きい大きい鏡。


それも神秘的で、小鳥のさえずりとかが聞こえてきそうな。


「ハル、夢の通りだったら向こうの世界に行けるよね!だから私は行くの!」

なんであの時、川で溺れた時拒絶されたのかは分からない。

まだ、必要な記憶があるというのなら、私はなんとしてでも思い出す。

私にハルの命がかかっているんだから!


私は1歩踏み出した。



ハルとの思い出について聞くため。思い出すため。そして────


"ハルを救うため────"