鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜


<Sideアキ>
────次の日

冬休みが終わって、学校に行った。

「凛ー!」



「あ、アキ!」


「……ハル、戻らなかったね。」

「うん。!まぁ元気だそう?」


やっぱ凛も気になってたよね。


「まだハルとの思い出が残ってるのか……。」



「そうなるかな。分からない。」


「思い出って思い当たる節ある?」


「ないね。」


凛もそうだよね……。

「まぁ考えればなんとかなるっしょ!」


「そうだよね。」


そして、クラスの人たちの話題はスターライズと話になっていた。


「ねね、紅白のスターライズ見た?」

「もちろん!」

あのtukiちゃんの声とか姿とか、可愛かったなー!

それに!それに!イラストも紅白専用のsuiちゃんが書き下ろしたイラストだし!

「私、sui推しだから、めっちゃ興奮しちゃったわー。」
クラスの、加奈さんが言った。

「分かる。」

凛はsui推しだ。だから、加奈さんと話が合う。


そんな会話で、ハルのことを忘れようとした。


でも、忘れることなんてできないよ。