鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜




そうして、私たちは、他の動物も見て、帰った。



明日は、遠出。


電車を何本か乗る。


だから早めに帰るんだけど…。


「ねぇ、水着買うよ。」


と、水着売り場に連れてかれました。


水着か。どうせなら、ハルにかわいいって思ってもらえる水着がいいな。


「凛!これ凛に似合いそう!」


私が差し出したのは、黒のチェックの水着。シンプルだけど、ほんとにかわいい。

「……たしかに。これにしよっかな。」


「じゃあ、アキはこれ合わせてみて。私も合わせてみるから。」


渡されたのは…。水色のフリフリの水着。水玉模様が綺麗。



だけど、やっぱ着られてる感じがない?



「凛、ごめん。他の────」

「うん。凛も似合ってるね。じゃあ買いに行こう。」



強行突破されたような気がする。



似合ってると言ってくれたのだから、買う。




明日会うのは、はると。ハルではない。


はるって同じだと、やっぱ錯覚しちゃう。

はるとが時々ハルに見えるのだ。