鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜




……愛結構重いのかもしれない。



でも私も今は、ハルのことが好き。昔の私と同じように。


「凛、はると、ごめん。動物園の思い出について、思い出せた。」


「いやー。思い出すために、なにかのきっかけがないとってのも、困るね。」


「だな。俺は、アキがハルを忘れたのは知ってるけど、っていうか学校中で話題になってたけど、今、思い出そうとしてるのに驚きだわ。」



はるとは、ハルが生死の間の世界にいることを知らないはず。



さすがに、ハルの親友に教えられないよ。そりゃ凛には話さないと、話が進まないから、言ったよ。


でもハルを起こすことに関係があまりない人にそれを言うのは、違く気がする。



だから、言わないようにする。


「ごめんね、凛。あと、ほんとにごめん。」


1つ目は、急に過呼吸になって、心配かけてしまったから。もう1つは脅かした時の。


「ごめんしか言ってないじゃん!いいんだよ!だいたいなんでも許すから。」


私は、こんなに優しい親友兼幼なじみがいて、幸せだな……。