『あぁ、俺だよ。あんたが由佳にキスしてる所みて殴りそうだったよ!!俺の女に手だしてんじゃねーよ!』


健太が睨みながら言う。



「美形に睨まれると迫力あるな。」


先生が茶化す。


『なんで、由佳にキスした?理由言えよ。あんた、由佳が教室で倒れた時、要じゃなく、由佳って呼んでたぜ?あんた無意識の内に呼んだだろ?』


「栗原気付いてたのか。無意識に呼んでたから俺も気付かなかったのに。」


『……』


健太は何も言わずただ先生を見据えてる。