「「…もう駄目だ。頭パンクする」」
海斗と剛が次に脱落していった。
『ンフ。何二人ともだらし無い。そんなんじゃ私達には追い付けないよ?』
「健太と由佳には絶対敵わない。もう諦めた。俺らは3位4位狙いでいい。これ以上、頭がもたない」
海斗が教科書に伏せ、剛はシャーペンを投げた。
健太は気にする事なく黙々と勉強してる。
その集中力が羨ましい…
―――――――
長いテスト期間が終わり成績順位表をいつものメンバーで見せあっていたら担任がHRをするのに教室へ来た。
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