先生、あなたに逢えて幸せでした



由佳と二人きりで居る部屋はなんだか心地良かった。


風呂から出たら美味しそうな料理の匂いがする。


キッチンには由佳が立っていて俺の為に夕飯を作ってくれている。



思わず後ろから抱きしめてしまっていた。



由佳の細い華奢な体は俺の腕の中にすっぽり入ってた。



そのまま、押し倒したくなったが一瞬、美咲の事が頭に過ぎった。



こんな中途半端な自分が許せなかった。



由佳の事は確かに好きだ。
でも、由佳と付き合う事は出来ない。だったらこのまま美咲と付き合ってた方が楽だろう。



こんな考えが頭に浮かんだ。



俺は本当、最低な男だ…。