『はぁ!!!???そんな汚いの渡さないでよ。てか、こんなに大量にジャージ持って家まで帰れないよ。重たいしさ。』 『だったら、サッカー部にある洗濯機使えよ。あそこなら、上着干す場所もあるし』 ってサッカー部の連中が言う。 『本当!?借りてもいいの?そしたら、私も助かるし』 なんて、顔色変えずに言っちゃった。 心の中では、いろんな気持ちが交差した。 もしかしたら、先生に会うんじゃないか。 だって先生はサッカー部の顧問だから。 せっかく忘れ始めたのにわざわざ思い出したくない。 .