先生、あなたに逢えて幸せでした



『んっ…せんっせ… もっと…』



私がキスをねだると更に強く抱きしめ深くキスをしてくれる。




何分キスをしていたか分からない。




それほど、お互い夢中で求めてあっていた…




後ろから来た車のライトが私たちを照らし、光が近づいて来るのが分かるとお互い唇を離し体を離した…



長い長い、キスの時間…


先生と見つめ合って居ても何も言わない…



先生が先に口を開いた。



『今日はここまで。俺、帰るわな…おやすみ由佳。』


そう言って私の唇に優しいキスを落とすと来た道を帰って行った…