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「あっ、すいませっ!だいじょぶですか…?」

蓮くんにむちゅーで周り見えてなかったあたしに、天からのお仕置き。

人とぶつかっちゃった。

申し訳なくて、ぶつかってしまった人を見ると…

「ん"ん"ん!アーアー…ダイジョブデス!コッチコソゴメンナサーイ!」

見覚えのある…たしか、なっつーこと夏樹が着ていたカーディガンで頭を覆うようにして、

隠すように体の後ろで手を組んでて、

おまけになんか、声が変に高い。


あ、いっけなーい。“変な”とか言ったらだめだよね。


「莉桃、大丈夫?」

ボーッと、考えごとしちゃってたみたい。

蓮くん、しんぱいそうにあたしの顔を覗き込む。

…かと思ったら、ぶつかっちゃった人が走って行った方睨んでる。

「蓮くん、蓮くん。そんなにらまないで!だいじょぶよ。なっつーとおそろカーディの人がぶつかってきたんじゃないんだから。」

うんうん。あたしにも非はあった。

「いや、“莉桃にぶつかった”って事実がまず許せない」