私の名前は白石 藍(しらいし あい)
小学六年生。
お父さんと、お父さんのお嫁さんとの三人暮らし。
本当のお母さんは、随分前に病気で亡くなっちゃった。
でも、お父さんのお嫁さんはとっても優しいの。
参観日だって、運動会だって、お仕事を休んで必ず来てくれる。
ただ、「お母さん」と呼ぶのがちょっと変な感じがするだけ。
「あいちゃんって、お母さんとは全然似てないね、お父さん似なの?」
お嫁さんが学校に来ると、決まって似てないと言われる。 別に隠すことでもないから、いつも本当のお母さんが亡くなったことから説明する。
「だから、似てないんだね」
別に悪気はないんだろうけど、その言葉が地味に傷つく。
似てない……そう言われた瞬間に、私はお嫁さんの子供ではないと嫌でも実感させられるから。
どんなに優しくてしてもらっても、どんなに私がお嫁さんのことが大好きでも、私はお嫁さんの本当の子供ではない。
継母(ままはは)という言葉の意味を、本当の意味で理解した頃だった。
私は、気持ちを発散するようにどんどん活発になっていった。
小学六年生。
お父さんと、お父さんのお嫁さんとの三人暮らし。
本当のお母さんは、随分前に病気で亡くなっちゃった。
でも、お父さんのお嫁さんはとっても優しいの。
参観日だって、運動会だって、お仕事を休んで必ず来てくれる。
ただ、「お母さん」と呼ぶのがちょっと変な感じがするだけ。
「あいちゃんって、お母さんとは全然似てないね、お父さん似なの?」
お嫁さんが学校に来ると、決まって似てないと言われる。 別に隠すことでもないから、いつも本当のお母さんが亡くなったことから説明する。
「だから、似てないんだね」
別に悪気はないんだろうけど、その言葉が地味に傷つく。
似てない……そう言われた瞬間に、私はお嫁さんの子供ではないと嫌でも実感させられるから。
どんなに優しくてしてもらっても、どんなに私がお嫁さんのことが大好きでも、私はお嫁さんの本当の子供ではない。
継母(ままはは)という言葉の意味を、本当の意味で理解した頃だった。
私は、気持ちを発散するようにどんどん活発になっていった。



