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『絶対知ってる! 虹架ちゃんに会ったことある気がするんだって!』
昼休み、誰もいない理科室で雷斗は興奮気味に熱弁した。
ちなみに今日もユッキーとウッキーは“術”をかけてもらって、雷斗のことが視えている。
一回かけると四時間くらい効果があるらしい。
『オレ、虹架ちゃんに会うために生まれてきたのかも……!』
「何言ってんだよ!」
『いや、きっと虹架ちゃんと結ばれるために生まれてきたんだ!』
「ハァーー!?」
よりにもよって、ユーレイがライバルになるなんて!
「いやいやお前、死んでるじゃん」
ユッキーの容赦ないツッコミが入る。
『あ、そーだった。じゃあ虹架ちゃんに会うためにいるんだ、オレは』
「いい加減なこと言うな!」
「まあまあ晴真、落ち着いて」
ウッキーがどうどうとなだめる。
「雷斗、真白さんと知り合いだったって思い出したってこと?」
『いや? けどホンノーがいってる』
「なんだ、確証はないってことか」
『でもすげービビッときたんだよ! こんなの初めてなんだ』
「要するに一目惚れってことか」
そう言いながらユッキーはバン、と俺の背中を叩く。
「がんばれ!」
「何がだよ!」



