コトドリ様

梢「美紀ちゃんと遊んでた時、急にコトドリさまの絵本の内容を思い出したの。私たち、もうそんなの信じてなくて、ちょっと森に入ってみようよって話になって」
葵「そっか。私だってコトドリさまのことなんてもう信じてなかったし、仕方ないよ。それよりも、この子供たちの私物の山を見てよ。これだけの子たちが行方不明になって忘れられているってことでしょう?」

私物たちに絡みついた蔦はまるで、他の人の手に渡らないようにそれらを守っているように見える。
その丘の真ん中が小道のようにポッカリと口を開けているのが見える。

葵「この先になにかある」
梢「もしかしていなくなった子たちがいるのかも!!」