コトドリ様

葵「わかった。それじゃ行こう」

しばらく道路を歩いている様子が映り、やがて舗装されていない道に出た。
画面奥に森が映っている。

葵「あの森のことだよね?」
梢「そうだよ。あそこであの子はいなくなった!」

森の近くまで進んでいくとフェンスでグルリと囲まれていて立ち入り禁止の看板が立っている。
どうやら電流が流されているようだ。

葵「このフェンスを乗り越えて中に入ったの?」
梢「どこかに隙間があったはず」

梢が必死になって森の周辺を調べ始めるけれど、出入りできそうな場所はない。
やがて空が急に曇り始めた。

葵「梢、雨が降りそうだよ。今日は帰ろうよ」