溶けたチョコレートは甘々で

「告白した」


「……は?」


するりと、優太の手が私の肩から離れた。


「告白……?」

「そうだよ。……まぁ、振られたけどね」


二人の視線が集まって、一歩前へでる。


「佐々木くんの言ってることは本当だよ、優太。だから、本当に大丈夫。ありがとう、心配してくれて」

「……そう、だったのか。ごめん、佐々木。なんか……焦っちゃって」


「いや、大丈夫だよ。じゃ、俺はもう行くね。……ありがとう、秋月ちゃん」


そう言って、佐々木くんが私たちに背を向けて歩き出した。



「こちらこそ……ありがとうっ!」



私が慌てて言うと、佐々木くんはヒラヒラと手を振った。





佐々木くんの背中が見えなくなると、完全に優太と二人きりになり、なんともいえない気まずさが漂う。


「……その、ごめん。華那。完全に、突っ走った」

「ううん。心配してくれたんだよね?ありがとう」



……もしかして、今がチャンスなんじゃないかな。


「ねえ、優太」

「ん?」