『やめろ!返してって言ってるだろ!』
優太が颯爽と現れて、リボンを取り返してくれた。
『ありがとうっ……!』
なんだかんだでそれ以来、あの男の子から嫌がらせがなくなった。
優太とは、隣の家に住んでたけど、その時までロクに話したこともなくて。
男の子のことも苦手だったし、どうしたらいいか分からなくてその時はお礼しか言えなかったけど……もうすぐ、バレンタインってことに気づいた。
それで、チョコと一緒にお礼を伝えようって思ったんだ。
当日、優太の家にチョコを渡しに行った。
『この前は、ありがとう……!これ、おれい!』
少し歪で、所々手の体温で溶けてしまっていたチョコ。
それでも、優太は満面の笑みで『ありがとう』って言ってくれた。
その笑顔に、私は恋に落ちたんだ──────。
***
「よく、覚えてたね。私ですら忘れてたのに」
「覚えてるよ、ずっと」
優しく微笑んだ優太にドキリとする。
私は……優太に告白するっていう気持ちに、無意識にこのチョコを作っちゃったみたい。
優太が颯爽と現れて、リボンを取り返してくれた。
『ありがとうっ……!』
なんだかんだでそれ以来、あの男の子から嫌がらせがなくなった。
優太とは、隣の家に住んでたけど、その時までロクに話したこともなくて。
男の子のことも苦手だったし、どうしたらいいか分からなくてその時はお礼しか言えなかったけど……もうすぐ、バレンタインってことに気づいた。
それで、チョコと一緒にお礼を伝えようって思ったんだ。
当日、優太の家にチョコを渡しに行った。
『この前は、ありがとう……!これ、おれい!』
少し歪で、所々手の体温で溶けてしまっていたチョコ。
それでも、優太は満面の笑みで『ありがとう』って言ってくれた。
その笑顔に、私は恋に落ちたんだ──────。
***
「よく、覚えてたね。私ですら忘れてたのに」
「覚えてるよ、ずっと」
優しく微笑んだ優太にドキリとする。
私は……優太に告白するっていう気持ちに、無意識にこのチョコを作っちゃったみたい。



