一体全体誰が、そんな噂を広めたというのか。十近くも年が上だというのに。野田に至っては一回り以上だ。
年齢なんか関係ないと言われてしまってはそれまでだが、確かに彼らには、私の事情を知ってもらっている分本当によくしてもらっている。が、その分遊ばれてもいる。弄ばれているのは寧ろこちらの方だ。
「ふーん。ま、そんな話今はどうでもいいけど」
(話を振っておきながら……)
爆弾を投下するだけしておいて、誰がこの状態の復旧作業するというのか。
「えー。そうなんですねー。嬉しいけど、ちょっと面白くないなー」
あ。そこまでの被害出てなかった。
「それで? 今日は顔見せだけ?」
「それもあるんですが、今日は雪ノ平先生にお願いがあって来ました」
では、そろそろ本題に入ろう。
「現在執筆中の【碧落の騎士団】につきましては、先生のペースで執筆してくださって構いません」
「まさか、それ以外も書けって?」
「実はそのまさかです。新堂くん」
「はい!」



