青い青い空


 この度は、数多くある作品の中から【青い青い空】を手に取っていただき、誠にありがとうございます。

 はじめまして、作者の51-koi-と申します。

 作者の他作品にも目を通してくださっている読者様。いらっしゃいましたら、いつもありがとうございます。



♢【青い青い空】について♢

 大まかにどういう話を書こうかと、作品を起ち上げたのは処女作すべ花を執筆し始めたのと同時期。シリーズものを書き下ろしている最中、気分転換にちょっとずつ書き進めたり、ストーリーを見返したり、アナグラムで登場人物の名前を考えたり……と、時間をかけて進めてまいりました。

 出版社の組織図など細かいところなど作者の想像で書いた箇所もありますが、一生懸命大事に大事にあたためて作り上げたものを、こうしてまた魔法のiらんどから移行して、どなたかに読んでいただけたこと、とても嬉しく思います。


 ヒーローである長部龍生は、その命を捧げ青い空を千切ってパラレルワールド、つまり並行世界を渡り歩く力を黒龍から授かったわけですが、“空を千切る”という表現が生まれたのは偶然の産物でした。

 青い空の画像を加工していましたら、まるで青い画用紙を手でちぎったかのように雲が消えてなくなりまして。これだ! と表紙に採用しました。

【青い青い空】になった本については、一部分変更しているので、それにもちょっと感動してもらえたら嬉しいです。


 最後には、碧龍と死神が蒔いた【青い青い空(バグ)】の謎解きや封筒の中身のおかげで、並行世界を繋げることができました。三十二歳の伊代が長部のことを覚えていたり、アナザースカイとして高校生時代の彼らを再び描くことができて、本当によかったです。



♦登場人物について♦

 前ページにも一覧を載せておりますが、実はこの作品の登場人物は全て、アナグラムを元に名付けられています。これを考えるのに一番時間を割いたと言っても過言ではない……。

『AOI BRUE SKY』のアナグラムから、【青い空】の作者である『古葉龍青』、【青い青い空】の登場人物である『窪谷芹』、そして【青い空】の登場人物兼ヒーローである『長部龍生』が生まれ落ちた時は、人生で一番頭が冴えていたかもしれません。

 謎解きの部分もあったので、かなり時間は費やしましたが、いい気分転換にもなりました。皆様の中に、お気に入りの子はできましたでしょうか。

 個人的には野田、了安、一石の三人推しです。必ず誰か一人には恋に落ちるというね。作者は大人な男性が好きなようです。

 書き進めていて一番驚いたのは宵でした。初めはあまり登場人物を多くしないようにと思っていたので、起ち上げ当初彼は名前もなかったキャラクターだったのです。それが……ねえ。成長とは恐ろしいものです。

 次に驚いたのは、神様の多さですかね。吃驚仰天。気付けば伊代の周りは神様だらけ。


 ここで少し触れさせていただきたいのが、『黒瀬雅』というキャラクターについて。

 作中にも出てきましたが、彼女はかくれんぼ中に千切った空から迷い込んできた子でした。美人なお兄様は、『すべての花へそして君へ』の最後の方にある番外編に登場しています。

 シーンは少ないですが、とあるキャラにとってはかなり重要人物になっていますので、兄サイドが読みたい方は是非。



 最後まで目を通してくださり、本当にありがとうございました。

 こだわってこだわって、ここまで大事に育ててきた作品を移行できたこと、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。

 これからもどこかで、真心の籠もった作品を一つでも多く、皆様にお届けできるよう精進してまいりたいと思います。


 今後もどうぞ、作者並びにみんなのこと。他作品もよろしくお願い致します。

 素敵な巡り会いに、心から感謝を。


 51-koi-(旧こい)
 2024.10.31