青い青い空


 RYOAN:
《嫌な予感がするので家出します(ノ^^)ノ》


 届いたメッセージに思わず項垂れる。別に今日は、取って食おうってわけじゃないのに。


「ん?」


 けれど、ポポンと軽快な音と共に続いてやってきたメッセージに、思わず頬を緩ませてしまう。


《僕は君以外と仕事しないからね
 ヾ(#`^´)/プンスコ》


 作家だからか、どういう言葉が人の心を動かすのかよく知っている。そして私が、ちょっとかわいい仕草にきゅんとすることも。

 そのせいで、今まで何度甘やかしてきたことか。どれだけ手の平の上で転がされてきたことか。


 Aosaki-Iyo:
〈今どちらですか?〉

《了安ハ預カッタ》

〈先生、怒りますよ?〉

《帰シテ欲シクバ僕の担当を
 永久に伊代クンにすること
 コレガ条件ダ》

〈上司に掛け合ってみますよ〉

《本当!? ((’▽’*三*´艸`))ソワソワ♪》

〈永久は無理かも知れませんが〉

《えー(〃_ _)σ∥イジイジ……》

〈交渉は一応してみます。先生のところで
 サボっていることがバレていないことを
 祈っておいてください^^;〉

《君がよく頑張ってくれているのは知ってるよ
 だから存分に僕の我が侭だと言ってくれていい》