(馬鹿野郎。一番大事なものを忘れてどうするんだ) そして、ドアノブに手を掛けた。 カランカランと、来客ベルを鳴らしながら、彼女のいる喫茶店へ。 「いらっしゃいませ!」 (ああ。僕は――) 僕はずっと、この笑顔に会いたかったんだ。 【AOI BRUE SKY 6】