そんな会話をした翌々日の早朝。まだ夜も明けきらぬ時間に、了安宅のインターホンが鳴り響く。 「やあ。待っていたよ」 扉の向こうにいた彼女の手には、差出人『藍星 良介-ryosuke aibO(・)S(・)H(・)I(・)-』の名が書かれた封筒。 意を決した表情の彼女に小さく笑いながら、了安は「少し待っていておくれ」と背を向ける。 「……さて。弾丸ハネムーンと行こうかねえ」