ルルルルルル…
『はーい。未桜ちゃん~?どうしたの?』
わずか二コール目で陽気な声がした。
「すみません!えっと涼ちゃ…黒崎君って今そこにいますか?それか、どこに行ったか知りませんか?」
『ちょちょ…落ち着いて?』
早口で急に話し始めた私にスマホの向こうで焦る涼ちゃんの部活仲間。
『未桜ちゃん知らない?あいつ部活中に教室に忘れ物した!って言って一旦抜けて戻ってきた後から様子変でさ。理由聞いても教えてくれなかったんだけど、今日はハルの家で泊まるって言ってたよ?だからいるとしたらハルのところじゃないかな』
ハル―?女の人?
二年生の女子にハルっていう名前はいないから、一年生か三年生?
涼ちゃんの親戚にハルって名前の人もいないし…一体誰?
「ありがとうございました。夜遅くにすみませんでした。では‥」
一方的に電話を切り、一息つく。
落ち着け。よく考えろ…ハルって名前なら男の人の可能性も…。
いや違う…。二年生にハルという男の人はいない。
涼ちゃんはあまり友達を作らないタイプだし。特に女の人には自分から話しかけたところを見たことがない。
でも、涼ちゃんが年上年下にどういう態度なのかはあまり見たことがないからわからない。
あ。そういえば三年生に友杉ハルナっていう可愛いと有名な先輩がいて、皆にハルって呼ばれていた気がする…。
それに私が知ってる中で男の先輩後輩にハルっていう名前はいないし、ハルナ先輩のとこに泊まってるのかな?
家に大人の人いるよね……?でももし、二人きりだったら?
嫌だ。考えたくもない。ダメだ、これ以上起きてたら涼ちゃんたちのことを考えてしまう。もう寝なきゃ…。
まだ八時。早いけど、涼ちゃんはきっと帰ってこないし起きてても意味ない。
だけど、今は自分の部屋で寝たくなかった。
少し考えてリビングにあるソファに横になる。
「はぁ…」
ため息をついて寝がえりを打つ。
明日は帰ってきてくれるよね、涼ちゃん…。
少ない期待を抱きながら目を閉じた。
『はーい。未桜ちゃん~?どうしたの?』
わずか二コール目で陽気な声がした。
「すみません!えっと涼ちゃ…黒崎君って今そこにいますか?それか、どこに行ったか知りませんか?」
『ちょちょ…落ち着いて?』
早口で急に話し始めた私にスマホの向こうで焦る涼ちゃんの部活仲間。
『未桜ちゃん知らない?あいつ部活中に教室に忘れ物した!って言って一旦抜けて戻ってきた後から様子変でさ。理由聞いても教えてくれなかったんだけど、今日はハルの家で泊まるって言ってたよ?だからいるとしたらハルのところじゃないかな』
ハル―?女の人?
二年生の女子にハルっていう名前はいないから、一年生か三年生?
涼ちゃんの親戚にハルって名前の人もいないし…一体誰?
「ありがとうございました。夜遅くにすみませんでした。では‥」
一方的に電話を切り、一息つく。
落ち着け。よく考えろ…ハルって名前なら男の人の可能性も…。
いや違う…。二年生にハルという男の人はいない。
涼ちゃんはあまり友達を作らないタイプだし。特に女の人には自分から話しかけたところを見たことがない。
でも、涼ちゃんが年上年下にどういう態度なのかはあまり見たことがないからわからない。
あ。そういえば三年生に友杉ハルナっていう可愛いと有名な先輩がいて、皆にハルって呼ばれていた気がする…。
それに私が知ってる中で男の先輩後輩にハルっていう名前はいないし、ハルナ先輩のとこに泊まってるのかな?
家に大人の人いるよね……?でももし、二人きりだったら?
嫌だ。考えたくもない。ダメだ、これ以上起きてたら涼ちゃんたちのことを考えてしまう。もう寝なきゃ…。
まだ八時。早いけど、涼ちゃんはきっと帰ってこないし起きてても意味ない。
だけど、今は自分の部屋で寝たくなかった。
少し考えてリビングにあるソファに横になる。
「はぁ…」
ため息をついて寝がえりを打つ。
明日は帰ってきてくれるよね、涼ちゃん…。
少ない期待を抱きながら目を閉じた。
