「先輩がっ…そんな顔してるの見て…なんか言わなきゃって、思って……結構最近なんですけど‥っ、まだ先輩が好きって気づいて、でも今日…涼ちゃんのこと好きって自覚して…私…サイテーです…」
次から次へと流れ出てくる涙を拭うのに必死で自分でも何を言っているかよくわからなかった。
「うん。うん…そっか。それ聞いて、悔しいけど嬉しいな。両想いだったんでしょ?それがわかれば十分。黒崎に自慢したいくらい」
笑顔の旭先輩だけど、本当はすごく傷ついてるのが見ていてわかって、胸が締め付けられるように苦しくなった。
言わないほうが、良かったのかな…。
ふと後悔しかけたけど、このまま内緒にしていて私も涼ちゃんもモヤモヤするのが嫌だったから、いつかは言わないとお互いに苦しいままだから…言って良かったんだよね?
「だから、えっと…先輩の気持ちには応えられなくて…あの…でも、ホントに大好きだったので……。でもっ、今は涼ちゃん一筋だからっ……」
でも、ばっかりだ。
何かを否定する言葉ばかりを私は言う。
でも、けど、いや…。
そんな自分が嫌いになってしまう”けど”、涼ちゃんがいてくれれば大概のことは乗り越えられる気がした。
「わかってる。未桜の気持ちは俺に十分伝わったよ。だから、顔上げて。応援するよ、未桜たちのこと。ちゃんと応援できる気がする。ここまで本音言われちゃスッキリしたよ。俺も未桜に告白して振られることできたし」
どこまでも優しい旭先輩に友達として抱き着きたいのをこらえる。
「あ」
「ん。なに?」
そこで、今まで忘れていたことを思い出す。
今となっては全然気にすることもない。ただ普通に友達として気になるだけ。
「先輩、体育祭の日女子と抱きしめ合ってませんでした?」
私が泣いて涼ちゃんとキスしたり告白される原因となったあの時のこと。
「そんなことあったかな?…えーっと、あぁ!あの時か!見られてたんだ、恥ずかしーな」
恥ずかしい、ってことはそういうカンケイ…?
私にはまだ早い妄想をしてしまう…。
「あれね、元カノなんだよ。俺は最後まで好きになれなかったんだけど。何度も告白されて面倒だったから付き合ったんだけど、キス一回もしなかったんだよねー」
次から次へと流れ出てくる涙を拭うのに必死で自分でも何を言っているかよくわからなかった。
「うん。うん…そっか。それ聞いて、悔しいけど嬉しいな。両想いだったんでしょ?それがわかれば十分。黒崎に自慢したいくらい」
笑顔の旭先輩だけど、本当はすごく傷ついてるのが見ていてわかって、胸が締め付けられるように苦しくなった。
言わないほうが、良かったのかな…。
ふと後悔しかけたけど、このまま内緒にしていて私も涼ちゃんもモヤモヤするのが嫌だったから、いつかは言わないとお互いに苦しいままだから…言って良かったんだよね?
「だから、えっと…先輩の気持ちには応えられなくて…あの…でも、ホントに大好きだったので……。でもっ、今は涼ちゃん一筋だからっ……」
でも、ばっかりだ。
何かを否定する言葉ばかりを私は言う。
でも、けど、いや…。
そんな自分が嫌いになってしまう”けど”、涼ちゃんがいてくれれば大概のことは乗り越えられる気がした。
「わかってる。未桜の気持ちは俺に十分伝わったよ。だから、顔上げて。応援するよ、未桜たちのこと。ちゃんと応援できる気がする。ここまで本音言われちゃスッキリしたよ。俺も未桜に告白して振られることできたし」
どこまでも優しい旭先輩に友達として抱き着きたいのをこらえる。
「あ」
「ん。なに?」
そこで、今まで忘れていたことを思い出す。
今となっては全然気にすることもない。ただ普通に友達として気になるだけ。
「先輩、体育祭の日女子と抱きしめ合ってませんでした?」
私が泣いて涼ちゃんとキスしたり告白される原因となったあの時のこと。
「そんなことあったかな?…えーっと、あぁ!あの時か!見られてたんだ、恥ずかしーな」
恥ずかしい、ってことはそういうカンケイ…?
私にはまだ早い妄想をしてしまう…。
「あれね、元カノなんだよ。俺は最後まで好きになれなかったんだけど。何度も告白されて面倒だったから付き合ったんだけど、キス一回もしなかったんだよねー」
