じっと島松さんを見ていると、私からの視線に気づいたのか横目で私を見た。
「あ、しま「えーっ!!嘘~!黒崎君、はちまき変わってたの!?」
島松さんに挨拶をしようと思ったちょうどその時、後ろの紅組の席から女子の大声がした。
さっき変えたばっかりのあれか…やっぱり涼ちゃんだし、目立つよね…。
「私が交換してって頼んだ時は無視されたのに…」
「あいつどうかしてるでしょー!てか、交換するってことは白組に彼女いるんでしょ!?見つけ出してやるー!」
悲しそうな高い声と怒っているような元気な声の女子二人に私の肩が震えた。
どうしよう…もし私だってばれたら…涼ちゃんに迷惑かけるかもしれない。旭先輩に避けられるかもしれない。似合わないって思われるかもしれない。
…違うな。私は別に涼ちゃんが好きなわけでも、付き合ってるわけでもない。似合わないって言われたって気にしない。でも、でもっ…なんか、嫌なの!わからないけど、嫌だから…。
「てか、黒崎君ぐらいの顔面じゃないと許せないよね~」
あぁ、涙腺ヤバいな…。泣くな、泣くな。
もうリレーは始まる、こんなところで泣いたら…弱虫だ!
「…。後ろで騒がないでくれる。集中できない、邪魔」
え―?
さっきまで無表情・無言だった島松さんが低く、透き通った声で振り向かずに女子二人に向かって冷たく言った。
「「すみません…」」
二人とも島松さんに謝ってから静かになった。二人だけじゃなく、周りにいて島松さんの言ったことを聞いた人たちは固まっていた。
島松さん…自分のため、じゃないよね。私が泣きそうだったの見てたのかな?
「あの…島松さん、ありがとうございます…」
「……何が。柊木さんのためじゃないから。うるさかっただけ」
そういった島松さんの耳がほんの少し赤くなっていたのを私は見てしまった。
「だけど、ありがとうございます」
目を細めて島松さんを見る。
それから、リレーが始まるまで島松さんは私のことを見なかったし、何も言わなかった。
「お願いっ…」
「あ、しま「えーっ!!嘘~!黒崎君、はちまき変わってたの!?」
島松さんに挨拶をしようと思ったちょうどその時、後ろの紅組の席から女子の大声がした。
さっき変えたばっかりのあれか…やっぱり涼ちゃんだし、目立つよね…。
「私が交換してって頼んだ時は無視されたのに…」
「あいつどうかしてるでしょー!てか、交換するってことは白組に彼女いるんでしょ!?見つけ出してやるー!」
悲しそうな高い声と怒っているような元気な声の女子二人に私の肩が震えた。
どうしよう…もし私だってばれたら…涼ちゃんに迷惑かけるかもしれない。旭先輩に避けられるかもしれない。似合わないって思われるかもしれない。
…違うな。私は別に涼ちゃんが好きなわけでも、付き合ってるわけでもない。似合わないって言われたって気にしない。でも、でもっ…なんか、嫌なの!わからないけど、嫌だから…。
「てか、黒崎君ぐらいの顔面じゃないと許せないよね~」
あぁ、涙腺ヤバいな…。泣くな、泣くな。
もうリレーは始まる、こんなところで泣いたら…弱虫だ!
「…。後ろで騒がないでくれる。集中できない、邪魔」
え―?
さっきまで無表情・無言だった島松さんが低く、透き通った声で振り向かずに女子二人に向かって冷たく言った。
「「すみません…」」
二人とも島松さんに謝ってから静かになった。二人だけじゃなく、周りにいて島松さんの言ったことを聞いた人たちは固まっていた。
島松さん…自分のため、じゃないよね。私が泣きそうだったの見てたのかな?
「あの…島松さん、ありがとうございます…」
「……何が。柊木さんのためじゃないから。うるさかっただけ」
そういった島松さんの耳がほんの少し赤くなっていたのを私は見てしまった。
「だけど、ありがとうございます」
目を細めて島松さんを見る。
それから、リレーが始まるまで島松さんは私のことを見なかったし、何も言わなかった。
「お願いっ…」
