エレベーターホールに出ようとしたところで、麻衣が私のスプリングコートの袖を引っ張った。
唇に人差し指を当てて「しっ」と声に出さずに言うと、エレベーターの前を指さす。
「待ってください、青柳さん!」
エレベーターに乗り込もうとする男性を私も見知った女の子が呼び止める。
「……あれは、梶原さん?」
私も何度か一緒に乗務したことがある、確か入社して3年目のCAだ。
梶原さんは目鼻立ちのはっきりした華やかな顔立ちで、モデルのようなすらっとしたスタイルの持ち主。学生時代に、ミスコンでの優勝経験もあるという、社内でも目立つ存在だ。
「一緒にいるのは、副操縦士の青柳さんね」
「……ほんとだ」
唇に人差し指を当てて「しっ」と声に出さずに言うと、エレベーターの前を指さす。
「待ってください、青柳さん!」
エレベーターに乗り込もうとする男性を私も見知った女の子が呼び止める。
「……あれは、梶原さん?」
私も何度か一緒に乗務したことがある、確か入社して3年目のCAだ。
梶原さんは目鼻立ちのはっきりした華やかな顔立ちで、モデルのようなすらっとしたスタイルの持ち主。学生時代に、ミスコンでの優勝経験もあるという、社内でも目立つ存在だ。
「一緒にいるのは、副操縦士の青柳さんね」
「……ほんとだ」


