苦手だと気負っていた気持ちはいつの間にか消えて、青柳さんとの会話は思いのほか弾んでいた。
話しながら歩を進めると、最初の目的である『印象派』のフロアに着いた。ルノワールやスーラなど、美術の本や教科書でも見たことのあるような有名な作品が展示されている。
「隣にはゴッホやモネもある。別々にゆっくり見て回ろう。時間は気にしなくていいから」
「ありがとうございます」
やはり青柳さんの言葉の端々に気遣いを感じる。
おかげでゆっくりと気がすむまで好きな絵や気になったものを見て回ることができた。
「そろそろ次に行こうか」
フロアを出てから、今度は階段を下りて、今日の目的であるシャガールのステンドグラスがある一四四室を目指した。
中庭が見える通路を歩きながら、もう一つ気になっていたことを青柳さんに聞いてみた。
「青柳さんと蓮見さんって、かなりお親しいんですね」
「俺のファーストフライトの時のチーフが蓮見さんだったんだ。それからのつきあいだよ」
「そうだったんですか!」
何度か一緒に乗務したことがあるとは聞いていたけれど、それは初耳だ。
「ファーストフライトが蓮見さんとだなんて、心強いですね」
話しながら歩を進めると、最初の目的である『印象派』のフロアに着いた。ルノワールやスーラなど、美術の本や教科書でも見たことのあるような有名な作品が展示されている。
「隣にはゴッホやモネもある。別々にゆっくり見て回ろう。時間は気にしなくていいから」
「ありがとうございます」
やはり青柳さんの言葉の端々に気遣いを感じる。
おかげでゆっくりと気がすむまで好きな絵や気になったものを見て回ることができた。
「そろそろ次に行こうか」
フロアを出てから、今度は階段を下りて、今日の目的であるシャガールのステンドグラスがある一四四室を目指した。
中庭が見える通路を歩きながら、もう一つ気になっていたことを青柳さんに聞いてみた。
「青柳さんと蓮見さんって、かなりお親しいんですね」
「俺のファーストフライトの時のチーフが蓮見さんだったんだ。それからのつきあいだよ」
「そうだったんですか!」
何度か一緒に乗務したことがあるとは聞いていたけれど、それは初耳だ。
「ファーストフライトが蓮見さんとだなんて、心強いですね」


