『青柳くんよ。ひょっとして、もう会えたのかしら?』
窓際の通りがよく見える席になんと青柳さんが座っている。
普段見慣れた制服姿とは違い、青柳さんはカジュアルな服装もとても様になっている。
何か考え事でもしているのか、コーヒーのカップを片手に窓の外を眺める姿は、さながらファッション誌を切り取ったようだ。
……とてもとても、近寄りがたい。
「蓮見さん、無理そうなら私はキャンセルでも……」
『何言ってるの。青柳くんには待ち合わせの相手があなただって伝えてるから。じゃあ電話切るわね!』
一息に言うと、蓮見さんは本当に電話を切ってしまった。
蓮見さんの代役が、よりによって青柳さんだなんて。このまま黙って帰ってしまおうかなんて考えがチラリと頭に過ったけれど、思い直して首を振る。
とりあえず挨拶をと思い、彼の席に近づいた。
「青柳さんお疲れ様です」
「ああ、やっと来たか。お疲れ」
話しかけると、青柳さんは手元のタブレットから顔を上げた。
「あ、お勉強中でしたか?」
窓際の通りがよく見える席になんと青柳さんが座っている。
普段見慣れた制服姿とは違い、青柳さんはカジュアルな服装もとても様になっている。
何か考え事でもしているのか、コーヒーのカップを片手に窓の外を眺める姿は、さながらファッション誌を切り取ったようだ。
……とてもとても、近寄りがたい。
「蓮見さん、無理そうなら私はキャンセルでも……」
『何言ってるの。青柳くんには待ち合わせの相手があなただって伝えてるから。じゃあ電話切るわね!』
一息に言うと、蓮見さんは本当に電話を切ってしまった。
蓮見さんの代役が、よりによって青柳さんだなんて。このまま黙って帰ってしまおうかなんて考えがチラリと頭に過ったけれど、思い直して首を振る。
とりあえず挨拶をと思い、彼の席に近づいた。
「青柳さんお疲れ様です」
「ああ、やっと来たか。お疲れ」
話しかけると、青柳さんは手元のタブレットから顔を上げた。
「あ、お勉強中でしたか?」


