しかし実際はそれどころではなく、初めての大学受験、しかも地元を離れて大都会東京へ行くということで緊張してしまった。
きっとそれが、表情にも出ていたのだと思う。
離陸後、ベルトチェックのサインが消えたことにも気づかずがちがちに固まっていた私に優しく声をかけてくれたのが、当時チーフパーサーとして乗務していた蓮見さんだった。
受験のため、初めて一人で飛行機に乗ったこと。
大学では外国語を学びたいと思っていること。
そして将来は子供の頃からの夢だったCAになりたいと思っていること。
蓮見さんは、私の話一つひとつにうんうんと頷きながら聞いてくれた。
「よかったらこれ、受験のお守りがわりに」
着陸前、そう言って蓮見さんが手渡してくれたのは、その時に乗っていた機材をモチーフにしたキーホルダーと、AJA機が映ったポストカードにしたためられた心のこもったお手紙だった。
「えっ、いただいていいんですか?」
キーホルダーは、本来はお子様向けのお土産だ。
それに、一緒に渡されたポストカードは、私を励ます言葉で埋まっていた。
忙しい乗務の合間に書き綴ってくれたのかと思うと、感動で胸が熱くなった。
きっとそれが、表情にも出ていたのだと思う。
離陸後、ベルトチェックのサインが消えたことにも気づかずがちがちに固まっていた私に優しく声をかけてくれたのが、当時チーフパーサーとして乗務していた蓮見さんだった。
受験のため、初めて一人で飛行機に乗ったこと。
大学では外国語を学びたいと思っていること。
そして将来は子供の頃からの夢だったCAになりたいと思っていること。
蓮見さんは、私の話一つひとつにうんうんと頷きながら聞いてくれた。
「よかったらこれ、受験のお守りがわりに」
着陸前、そう言って蓮見さんが手渡してくれたのは、その時に乗っていた機材をモチーフにしたキーホルダーと、AJA機が映ったポストカードにしたためられた心のこもったお手紙だった。
「えっ、いただいていいんですか?」
キーホルダーは、本来はお子様向けのお土産だ。
それに、一緒に渡されたポストカードは、私を励ます言葉で埋まっていた。
忙しい乗務の合間に書き綴ってくれたのかと思うと、感動で胸が熱くなった。


