「あなたが後悔しない未来を選んでほしい。私が言えるのはそれだけ」
涙を拭うこともせず、蓮見さんの言葉に頷く。
凱斗さんのことが好きだって、きちんと伝える。
ようやく私は、決心することができた。
【話したいことがあるので、時間を作っていただけませんか】
シカゴステイから戻ってすぐ、私は凱斗さんにメッセージを送った。
【悪い。通常乗務に加えて、インシデントの聴取や検証も入って、しばらく時間が取れそうにない】
そう返事が来たきり。多忙を極める凱斗さんとは、顔を合わせることができていない。
業務後の更衣室。制服から着替えながら、私は頭の中でぐるぐる考えていた。
帰ってから一度も会えないなんて。一緒に住んでいるのに、こんなことってある?
インシデントの翌朝、凱斗さんの様子は明らかにおかしかった。
あの日から一週間、家はもちろん、会社でも彼を見かけていない。
ひょっとして、避けられてる?
嫌な考えが頭を過る。
「まさかそんなことないよね。でも、うーん……」
「なにがまさかなの?」
涙を拭うこともせず、蓮見さんの言葉に頷く。
凱斗さんのことが好きだって、きちんと伝える。
ようやく私は、決心することができた。
【話したいことがあるので、時間を作っていただけませんか】
シカゴステイから戻ってすぐ、私は凱斗さんにメッセージを送った。
【悪い。通常乗務に加えて、インシデントの聴取や検証も入って、しばらく時間が取れそうにない】
そう返事が来たきり。多忙を極める凱斗さんとは、顔を合わせることができていない。
業務後の更衣室。制服から着替えながら、私は頭の中でぐるぐる考えていた。
帰ってから一度も会えないなんて。一緒に住んでいるのに、こんなことってある?
インシデントの翌朝、凱斗さんの様子は明らかにおかしかった。
あの日から一週間、家はもちろん、会社でも彼を見かけていない。
ひょっとして、避けられてる?
嫌な考えが頭を過る。
「まさかそんなことないよね。でも、うーん……」
「なにがまさかなの?」


