「羽田まで送るよ」
「電車で行くから大丈夫ですよ。せっかくのオフなんですから、ゆっくりしてください」
「俺が送りたいんだ。荷物これだけ?」
「えっ、ありがとうございます」
廊下に置いていたバッグを引き受けて、凱斗さんは先に玄関に行ってしまった。
同居を始めたばかりの頃は、同じ家に住んでいても顔を合わせることなんてほとんどなかったのに、最近は二人で過ごす時間がかなり増えたと思う。
確かに、『一緒に過ごす時間を増やそう』と提案したのは私。
でも、それが実現できているのは、こうして凱斗さんが努力してくれているからだ。
渋滞に巻き込まれることもなく、車はスムーズに羽田に着いた。
「ありがとうございました」
降車場で車の外まで降りて、見送ってくれようとする。
「帰りも迎えにくるから、終わったら連絡くれ」
「時間も遅いし、電車で帰れますよ」
ここまでしてくれようとするなんて、いくらなんでも甘やかしすぎだ。
「言ったろ、俺がしたいからするんだ」
このセリフが出ると、凱斗さんは頑として譲らないということも、一緒に暮らすようになってわかって来た。
「わかりました。必ず連絡入れます」
「電車で行くから大丈夫ですよ。せっかくのオフなんですから、ゆっくりしてください」
「俺が送りたいんだ。荷物これだけ?」
「えっ、ありがとうございます」
廊下に置いていたバッグを引き受けて、凱斗さんは先に玄関に行ってしまった。
同居を始めたばかりの頃は、同じ家に住んでいても顔を合わせることなんてほとんどなかったのに、最近は二人で過ごす時間がかなり増えたと思う。
確かに、『一緒に過ごす時間を増やそう』と提案したのは私。
でも、それが実現できているのは、こうして凱斗さんが努力してくれているからだ。
渋滞に巻き込まれることもなく、車はスムーズに羽田に着いた。
「ありがとうございました」
降車場で車の外まで降りて、見送ってくれようとする。
「帰りも迎えにくるから、終わったら連絡くれ」
「時間も遅いし、電車で帰れますよ」
ここまでしてくれようとするなんて、いくらなんでも甘やかしすぎだ。
「言ったろ、俺がしたいからするんだ」
このセリフが出ると、凱斗さんは頑として譲らないということも、一緒に暮らすようになってわかって来た。
「わかりました。必ず連絡入れます」


