デザートまでしっかり堪能してコーヒーをいただいていると、凱斗さんが何かをテーブルに置いた。
「蒼羽、よかったら受け取って。遅くなったけど、誕生日プレゼント」
「えっ?」
シャンパンゴールドの小箱が、目の前に置かれている。
「……どうして?」
こうして一緒に食事をすることがプレゼントだと思っていた私は、驚いてなにも言えなくなる。
「どうしてって、奥さんの誕生日に何か送ろうと思うのは自然なことだろ」
「そうなのかもしれないですけど、でも私達は……」
お互いの利益のための、契約結婚なのに。
どうして凱斗さんは、こんなによくしてくれるの?
「初めて一緒に過ごす誕生日に、記念に残るものを贈りたいって思ったんだ」
「凱斗さん……」
受け取っていいものか私が躊躇していることが伝わったのだろう。
「蒼羽が受け取ってくれたら、俺は嬉しいよ」
凱斗さんが喜んでくれるなら。それなら私は……。
おずおずとその小箱に手を伸ばす。
「開けてみていいですか?」
「もちろん」
ゴールドのリボンを解き、ギフトボックスの中を覗く。
現れたのは、プラチナの台座に上品なパールが乗ったピアスだった。
「蒼羽、よかったら受け取って。遅くなったけど、誕生日プレゼント」
「えっ?」
シャンパンゴールドの小箱が、目の前に置かれている。
「……どうして?」
こうして一緒に食事をすることがプレゼントだと思っていた私は、驚いてなにも言えなくなる。
「どうしてって、奥さんの誕生日に何か送ろうと思うのは自然なことだろ」
「そうなのかもしれないですけど、でも私達は……」
お互いの利益のための、契約結婚なのに。
どうして凱斗さんは、こんなによくしてくれるの?
「初めて一緒に過ごす誕生日に、記念に残るものを贈りたいって思ったんだ」
「凱斗さん……」
受け取っていいものか私が躊躇していることが伝わったのだろう。
「蒼羽が受け取ってくれたら、俺は嬉しいよ」
凱斗さんが喜んでくれるなら。それなら私は……。
おずおずとその小箱に手を伸ばす。
「開けてみていいですか?」
「もちろん」
ゴールドのリボンを解き、ギフトボックスの中を覗く。
現れたのは、プラチナの台座に上品なパールが乗ったピアスだった。


