佐和さんと一緒にメインのお料理を運んで来たのは、凱斗さんの友人だというメインシェフの薮内さんだ。
「はじめまして、薮内です。これはまた素敵な人を迎えたね」
予想に反して、薮内さんはかなり体格のいい、どちらかというと豪快な感じの男性だった。
この大きな体からあの綺麗で繊細なお料理が生み出されるなんて、ちょっと信じがたい。
「あ、作る料理の割に意外って顔してるね。あはは、よく言われるよ」
「いえ、そんなことは……」
どうも凱斗さんと一緒だと気が抜けてしまうようでいけない。
驚きがそのまま顔に出ていたらしく、恥ずかしくて口ごもる私を見て、薮内さんと凱斗さんは声に出して笑った。
「青柳もやっと結婚かあ。仲間うちでは一番遅かったんじゃないか」
「そうかな」
「モテるくせに、なに選り好みしてるのかと思ったら、こんなに素敵な相手を隠してたなんて」
「別に隠してたわけじゃないよ。うるさいな」
友達には、そういうフランクな話し方もするんだ。
仲の良さを窺わせる話しぶりに、これまで知らなかった凱斗さんの一面を知る。
「デザートもあるからゆっくりしていってね」
「ありがとうございます」
「はじめまして、薮内です。これはまた素敵な人を迎えたね」
予想に反して、薮内さんはかなり体格のいい、どちらかというと豪快な感じの男性だった。
この大きな体からあの綺麗で繊細なお料理が生み出されるなんて、ちょっと信じがたい。
「あ、作る料理の割に意外って顔してるね。あはは、よく言われるよ」
「いえ、そんなことは……」
どうも凱斗さんと一緒だと気が抜けてしまうようでいけない。
驚きがそのまま顔に出ていたらしく、恥ずかしくて口ごもる私を見て、薮内さんと凱斗さんは声に出して笑った。
「青柳もやっと結婚かあ。仲間うちでは一番遅かったんじゃないか」
「そうかな」
「モテるくせに、なに選り好みしてるのかと思ったら、こんなに素敵な相手を隠してたなんて」
「別に隠してたわけじゃないよ。うるさいな」
友達には、そういうフランクな話し方もするんだ。
仲の良さを窺わせる話しぶりに、これまで知らなかった凱斗さんの一面を知る。
「デザートもあるからゆっくりしていってね」
「ありがとうございます」


