『嘘で始まった結婚だけれど、俺は二人でずっと楽しく過ごせたらと思ってる』
凱斗さんの言葉に嘘はなくて、時折こういうサプライズやイベントを用意しては、二人の生活を楽しく彩ってくれる。
仕事だけの毎日でも、生きがいや充足感を感じることはできるけれど、誰かと過ごす上で得られる喜びは私一人では知ることができなかった。
誕生日当日はどちらも仕事なので、終わってからお店の近くで待ち合わせることになった。
「蒼羽~、ハッピーバースデー」
フライトの隙間時間を縫って、オフィスで待機している私の元へ麻衣がプレゼントを渡しに来てくれた。
「毎年ありがとう」
「どういたしまして! これプレゼント。新居で使って」
麻衣がプレゼントしてくれたのは、アロマディフユーザーとオイルのセットだった。
「わ、素敵!」
どちらかというと実用性重視で、『家を飾る』ということに無頓着だった私には、結婚前に凱斗さんからもらったシャガールの画集といい、目から鱗の贈り物だ。
「これ、ライトとしても使えるの。オイルもムーディーなやつ選んでみたから、寝室で使ってね」
「えっ……」
凱斗さんの言葉に嘘はなくて、時折こういうサプライズやイベントを用意しては、二人の生活を楽しく彩ってくれる。
仕事だけの毎日でも、生きがいや充足感を感じることはできるけれど、誰かと過ごす上で得られる喜びは私一人では知ることができなかった。
誕生日当日はどちらも仕事なので、終わってからお店の近くで待ち合わせることになった。
「蒼羽~、ハッピーバースデー」
フライトの隙間時間を縫って、オフィスで待機している私の元へ麻衣がプレゼントを渡しに来てくれた。
「毎年ありがとう」
「どういたしまして! これプレゼント。新居で使って」
麻衣がプレゼントしてくれたのは、アロマディフユーザーとオイルのセットだった。
「わ、素敵!」
どちらかというと実用性重視で、『家を飾る』ということに無頓着だった私には、結婚前に凱斗さんからもらったシャガールの画集といい、目から鱗の贈り物だ。
「これ、ライトとしても使えるの。オイルもムーディーなやつ選んでみたから、寝室で使ってね」
「えっ……」


