凱斗さんが自分用にと用意した、おかわりの視覚的誘惑が強すぎて、結局私もおかわりをしてしまった。
お腹も心も満たされて、帰る前の原因不明の憂鬱さなんて、きれいさっぱりなくなっている。
なんだか元気が出なくて、ごはんを食べて復活してから、自分が空腹で弱っていたことに気がつくことがあるけれど、あれだったのかな。
一緒に片づけをすませた後、凱斗さんが聞いてきた。
「風呂入るだろ。沸かそうか」
「じゃあその間に私はコーヒー用意しておきますね」
お風呂の用意は凱斗さんに任せて、私は、コーヒーを淹れにキッチンに立つ。
「あ、凱斗さんが買ってきてくれた粉、使っちゃおうかな」
凱斗さんは案外まめな性格で、海外ステイのたびにちょっとしたお土産を買ってきてくれる。
冷蔵庫から取り出した粉は、フランスのもの。淹れると花のような華やかな香りが立つ、私のお気に入りだ。
大事にとっておいて少しずつ飲んでいたけれど、確か軽めの焙煎だから、早く飲みきった方がいいと言っていた。
思い切って、今日で飲みきってしまおう。
美味しい夕飯のお礼の気持ちをこめて、いつもよりさらに丁寧にドリップする。
「お、いい香り」
お腹も心も満たされて、帰る前の原因不明の憂鬱さなんて、きれいさっぱりなくなっている。
なんだか元気が出なくて、ごはんを食べて復活してから、自分が空腹で弱っていたことに気がつくことがあるけれど、あれだったのかな。
一緒に片づけをすませた後、凱斗さんが聞いてきた。
「風呂入るだろ。沸かそうか」
「じゃあその間に私はコーヒー用意しておきますね」
お風呂の用意は凱斗さんに任せて、私は、コーヒーを淹れにキッチンに立つ。
「あ、凱斗さんが買ってきてくれた粉、使っちゃおうかな」
凱斗さんは案外まめな性格で、海外ステイのたびにちょっとしたお土産を買ってきてくれる。
冷蔵庫から取り出した粉は、フランスのもの。淹れると花のような華やかな香りが立つ、私のお気に入りだ。
大事にとっておいて少しずつ飲んでいたけれど、確か軽めの焙煎だから、早く飲みきった方がいいと言っていた。
思い切って、今日で飲みきってしまおう。
美味しい夕飯のお礼の気持ちをこめて、いつもよりさらに丁寧にドリップする。
「お、いい香り」


