軽く息を吐いて微笑むと、凱斗さんがようやく口を開く。
「おやすみ、蒼羽」
「おやすみなさい……」
そう告げると、凱斗さんはソファーから立ち上がり、自分の部屋へ行ってしまった。
凱斗さんの部屋は、リビングを挟んで奥の方にある。
私は動けないまま、彼の部屋のドアが閉まるぱたんという音を、背中で聞きいた。
なんだったんだろう、今の。でも、嫌なわけじゃなくて……。
心臓は早鐘を打ったまま、ジワリと胸に広がる想い。
本当はもう少し、話していたかったな。
一緒に暮らしているのに、おやすみを言った後はそれぞれ違う部屋に帰ることが、なんだか寂しく感じた。
「おやすみ、蒼羽」
「おやすみなさい……」
そう告げると、凱斗さんはソファーから立ち上がり、自分の部屋へ行ってしまった。
凱斗さんの部屋は、リビングを挟んで奥の方にある。
私は動けないまま、彼の部屋のドアが閉まるぱたんという音を、背中で聞きいた。
なんだったんだろう、今の。でも、嫌なわけじゃなくて……。
心臓は早鐘を打ったまま、ジワリと胸に広がる想い。
本当はもう少し、話していたかったな。
一緒に暮らしているのに、おやすみを言った後はそれぞれ違う部屋に帰ることが、なんだか寂しく感じた。


