悩んだ結果、凱斗さんの「仕事を乗り切るためには肉!」の一言で、ステーキに決まった。
「せっかく買ったのに、鍋試さなくてもよかったのか?」
「時間がある時に、ゆっくり煮込み料理とか作ってみたいので」
案外買い物に時間がかかってしまったので、さっと作ってパッと食べられる料理がいい。
アルバイト時代に飲食店で焼き場を担当していたという凱斗さんにお肉は任せ、私はつけ合わせに蓮根とひじきのサラダを作ることにした。
スープはモールの中に専門店が入っていたので、ストック用にと買って来たものから選んだ。
「お互い忙しい身だから、楽できるところは楽しよう」
たくさんある中から、凱斗さんと話しながら気になるものを選ぶのは、とても楽しかった。
買って来たばかりのフライパンに油を落とし、二人分のお肉を入れる。
お肉が焼ける、期待をあおる音とキッチンに広がる香りが食欲を刺激する。
「うわー、美味しそう!」
「肉ばかり見てると、怪我するぞ」
サラダ用の蓮根をスライサーで薄切りにしつつ、フライパンを覗き込む私に、凱斗さんが口を出す。
「そんなヘマはしません」
つんとする私を見て、凱斗さんが笑う。
「わかったけど、俺が心配だからちゃんと手元を見ながらやってくれ」
「せっかく買ったのに、鍋試さなくてもよかったのか?」
「時間がある時に、ゆっくり煮込み料理とか作ってみたいので」
案外買い物に時間がかかってしまったので、さっと作ってパッと食べられる料理がいい。
アルバイト時代に飲食店で焼き場を担当していたという凱斗さんにお肉は任せ、私はつけ合わせに蓮根とひじきのサラダを作ることにした。
スープはモールの中に専門店が入っていたので、ストック用にと買って来たものから選んだ。
「お互い忙しい身だから、楽できるところは楽しよう」
たくさんある中から、凱斗さんと話しながら気になるものを選ぶのは、とても楽しかった。
買って来たばかりのフライパンに油を落とし、二人分のお肉を入れる。
お肉が焼ける、期待をあおる音とキッチンに広がる香りが食欲を刺激する。
「うわー、美味しそう!」
「肉ばかり見てると、怪我するぞ」
サラダ用の蓮根をスライサーで薄切りにしつつ、フライパンを覗き込む私に、凱斗さんが口を出す。
「そんなヘマはしません」
つんとする私を見て、凱斗さんが笑う。
「わかったけど、俺が心配だからちゃんと手元を見ながらやってくれ」


