…………
つ、次はもうちょっと、和み路線で行こう。
―――――――
「……キミの髪は、ふわふわしていて、とても心地が良いな」
バックハグの体勢で、オジさまに包み込まれながら、大きな掌があたしの髪を撫でる。
流すように撫でおろす。
かと思えば、髪を梳くように指を通す。
サラサラ……ナデナデ……
くすぐったい感触を覚える度に、背中の芯にソワソワと心地よさの信号が流れる。
幸せな感覚。 満たされる気持ち。
そして、この人に甘えてもいいんだという、絶対的な肯定感。
もっと撫でて? もっと触って? もっと確かめて?
あたしは、撫でられる感触をもっと味わおうと、背中をオジさまに擦りつける。
「……ハルネ嬢はまるで、猫のようだな。 どれ、もっと可愛がってやろう」
――うなじに、ちゅっ。
―――――――
「ひょぉ~~~~~っ!!」
妄想の文字情報だけであるにもかかわらず、あたしはその空想の感覚に身悶えしてしまう。
うなじが! 背中が!
思わず自分で自分のうなじを触って確かめる。
なんともない。 当たり前だ。
う、うなじにキスはちょっとやり過ぎだけど、これくらいならいいよね?
頭、撫でられたいもん。 ……優しく。
今のは空想のオジさまだった。
リアルのオジさまはどんな風に撫でてくれるんだろうか?
そもそも撫でてくれるんだろうか?
オジさまの好みって何だろう? どんな人が好みなの?
……オジさまは、あたしの見た目について言及した事は無い。
愛らしい瞳、とか、美しい感情色、とかは褒めてくれたけど、体型に関して何かを言われた記憶は無い。
……もしかして、そういう趣味だったりするのだろうか?
ぽっちゃりした娘が好みとか。
だったら……
―――――――
「……ハルネ嬢、私にはコレが、たまらないのだ」
バックハグの体勢で、オジさまに包み込まれながら、その大きな掌は……
あたしのお腹を撫でていた。
「……ああ、ホントにやめて……オジさま…………」
自分の怠惰を自覚させられているようで……
お腹を触られていると、恥ずかしさでたまらなくなった。
羞恥で顔だけでなく、耳も熱くなる。
しかし、オジさまのあたしのお腹を撫でる手付きは優しい。
服の上から、ゆっくり撫でつけ、時折確かめるように摘まむ。
肉を掴まれるたびに、自分の罪を自覚させられているようで、なんだか涙が滲んでくる。
でも、オジさまの手付きは終始優しさに溢れていて……
あったかい掌が、あたしの罪悪感を溶かしてくれているようで……
そしてハッキリと、自分が”そういう対象”として求められているのが理解できた。
恥ずかしさと嬉しさ。
そして、求められる気持ちの高揚に、胸がきゅぅ~っと締め付けられる。
お腹を撫でるオジさまの手に、自分の手をそっと重ねてみる。
その愛しい肌の感触に、ますます胸が苦しくなって、気持ちが溢れて……
あたしの方もオジさまが欲しい気持ちが強くなった。
その気持ちが伝わったのか、あたしを抱える力がより一層強くなった。
そして……
オジさまの、細い皺すらも色気を放つ、大人の手が、もっともっとあたしを求めようと……ブラウスの裾に指をかけて……
―――――――
「むりぃぃぃぃぃぃ~~っ!!」
「お姉ちゃんっ!! うるさい!! もう真夜中なんだよ!?」
ドアをバガンっとぶち開けて入って来たのは、寝間着姿のシャリエナだった。
限界に達したあたしは相当に騒々しかったようだ。
シャリエナに怒られたあたしは、もう起きて何かをする事も禁じられ、布団に潜り込む。
しかし、そのたびに先ほどの妄想日記の事を思い出し……
枕に顔を埋め、足をバタバタさせるのだった。
―――――――
読んでくださってありがとうございます!
少しでも楽しんでいただけたら、いいね!や「めっちゃ良かった!」みたいな
短い感想でもいただけると、とても励みになります!
つ、次はもうちょっと、和み路線で行こう。
―――――――
「……キミの髪は、ふわふわしていて、とても心地が良いな」
バックハグの体勢で、オジさまに包み込まれながら、大きな掌があたしの髪を撫でる。
流すように撫でおろす。
かと思えば、髪を梳くように指を通す。
サラサラ……ナデナデ……
くすぐったい感触を覚える度に、背中の芯にソワソワと心地よさの信号が流れる。
幸せな感覚。 満たされる気持ち。
そして、この人に甘えてもいいんだという、絶対的な肯定感。
もっと撫でて? もっと触って? もっと確かめて?
あたしは、撫でられる感触をもっと味わおうと、背中をオジさまに擦りつける。
「……ハルネ嬢はまるで、猫のようだな。 どれ、もっと可愛がってやろう」
――うなじに、ちゅっ。
―――――――
「ひょぉ~~~~~っ!!」
妄想の文字情報だけであるにもかかわらず、あたしはその空想の感覚に身悶えしてしまう。
うなじが! 背中が!
思わず自分で自分のうなじを触って確かめる。
なんともない。 当たり前だ。
う、うなじにキスはちょっとやり過ぎだけど、これくらいならいいよね?
頭、撫でられたいもん。 ……優しく。
今のは空想のオジさまだった。
リアルのオジさまはどんな風に撫でてくれるんだろうか?
そもそも撫でてくれるんだろうか?
オジさまの好みって何だろう? どんな人が好みなの?
……オジさまは、あたしの見た目について言及した事は無い。
愛らしい瞳、とか、美しい感情色、とかは褒めてくれたけど、体型に関して何かを言われた記憶は無い。
……もしかして、そういう趣味だったりするのだろうか?
ぽっちゃりした娘が好みとか。
だったら……
―――――――
「……ハルネ嬢、私にはコレが、たまらないのだ」
バックハグの体勢で、オジさまに包み込まれながら、その大きな掌は……
あたしのお腹を撫でていた。
「……ああ、ホントにやめて……オジさま…………」
自分の怠惰を自覚させられているようで……
お腹を触られていると、恥ずかしさでたまらなくなった。
羞恥で顔だけでなく、耳も熱くなる。
しかし、オジさまのあたしのお腹を撫でる手付きは優しい。
服の上から、ゆっくり撫でつけ、時折確かめるように摘まむ。
肉を掴まれるたびに、自分の罪を自覚させられているようで、なんだか涙が滲んでくる。
でも、オジさまの手付きは終始優しさに溢れていて……
あったかい掌が、あたしの罪悪感を溶かしてくれているようで……
そしてハッキリと、自分が”そういう対象”として求められているのが理解できた。
恥ずかしさと嬉しさ。
そして、求められる気持ちの高揚に、胸がきゅぅ~っと締め付けられる。
お腹を撫でるオジさまの手に、自分の手をそっと重ねてみる。
その愛しい肌の感触に、ますます胸が苦しくなって、気持ちが溢れて……
あたしの方もオジさまが欲しい気持ちが強くなった。
その気持ちが伝わったのか、あたしを抱える力がより一層強くなった。
そして……
オジさまの、細い皺すらも色気を放つ、大人の手が、もっともっとあたしを求めようと……ブラウスの裾に指をかけて……
―――――――
「むりぃぃぃぃぃぃ~~っ!!」
「お姉ちゃんっ!! うるさい!! もう真夜中なんだよ!?」
ドアをバガンっとぶち開けて入って来たのは、寝間着姿のシャリエナだった。
限界に達したあたしは相当に騒々しかったようだ。
シャリエナに怒られたあたしは、もう起きて何かをする事も禁じられ、布団に潜り込む。
しかし、そのたびに先ほどの妄想日記の事を思い出し……
枕に顔を埋め、足をバタバタさせるのだった。
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読んでくださってありがとうございます!
少しでも楽しんでいただけたら、いいね!や「めっちゃ良かった!」みたいな
短い感想でもいただけると、とても励みになります!
