君の世界に入りたい

「綾人?やっぱり車に戻っておくか?」

お父さんもわかっていて心配しているんだ。

「あ、いや大丈夫…の、飲み物欲しいのあったんだった、取りに行ってくる」
「あ、おい綾人一人で行くな」
「綾人くん!」

しまった、思ってたより大きな声が出てしまった。

「ど、どうした?」
「ぼ、僕も一緒に行くよ」
「え、あそう?ありがとう」
「俺も〜お父さん、綾人くんのことは俺たちに任せてお酒心置きなく選んできてください!」
「うん、ありがとう」

僕一人じゃ心細かったから羽山くんも着いてきてくれて助かった。

「真白何飲みたい?」

とにかく今は綾人くんもいつも通りにしたいだろうし、僕も合わせよう。

「うーん、何がいいかな…オレンジジュースとかどう?」
「…いいね、そうしよっ……」

僕の方を見て話していた綾人くんの顔がいきなり真っ青になり、今にも倒れそうな顔になった。