君の世界に入りたい

スーパーに到着して2人でそれぞれ必要なものを買った後、綾人くんに何か欲しいものがあるか連絡しようという話になり電話をかけた。

「もしもし」
「もしもし綾人くん?」

お店の中で電話をかけるとことにも、久しぶりに綾人くんの声を聞くことにも緊張して少しだけ声が震えてしまった。

「どうした?真白」

僕の緊張が一瞬で落ち着いてしまうくらい優しい、優しい声が耳元で聞こえた。

「今綾人くんのお家の近くのスーパーに羽山くんといるんだけど、何か必要なものないかな?」
「ちょっと待ってて」

スマホを置いて少し離れたところにいるお母さんとお父さんに必要なものでも聞きに行ったのかな。

「あ、もしもし真白?父さんがお酒買いに行くって言ってるから俺もそっちに行くよ、車出すから欲しいものあったら選んでおいて」
「わかった!ありがとう!」

お父さんも来てくださるんだ!