君の世界に入りたい

そして最近、綾人くんがいつも人と一線を引いている理由が分かった。
人は関わりすぎると人が変わってしまうことがある。いい方向にも、悪い方向にも。


綾人くんと約束したBBQ当日、羽山くんと僕は以外にも家が近かったようで、駅で待ち合わせして同じ電車で一緒に向かうことにした。

「お!渡会早かったな」
「うんん、さっき来たところ」
「そうそう、見上の家の近くにスーパーあるみたいだから食材系はあっちで買おうと思うんだけどいいか?」
「うん!僕もそうしようと思ってた!」

電車に揺られて約20分、1度だけしか来たことのないのにどこか懐かしい場所のような気がした。

「渡会来たことあるって言ってたよな?案内して〜」
「任せて!」

駅から徒歩5分あたりのところに少し大きめのスーパーがある、前に綾人くんの家に来たとき落ち着かなくてキョロキョロと見回していたら覚えてしまった。