君の世界に入りたい

林間合宿が終わったからと席替えが行われた。
方法がくじ引きだったから運悪く最前列の真ん中になってしまったけれど…

「綾人くん!また隣だね!」

真白が隣なことは変わりないからまあいいか。

「うん、そうだな」
「おいおい俺もいるんだけど〜仲間に入れてよ」

林間合宿以降距離を詰めてくるようになった面倒くさい羽山が俺の後ろの席になったのは良くなかったかもしれない。