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真白の後ろをずっとつけていくと宿の真ん中にある庭で足を止め、誰かと話し始めた。
「真白〜来てくれたんだ久しぶり」
朝登山の前に会った人だ。
「…今さらどうしたの」
返事をした真白の声は聞いたことのないほど冷たく、小さな声だった。
思い返してみると真白の過去の話はあまり聞いたことがなかったな。
「いや~久しぶりに見たらなんか楽しそうに笑ってるからさ、中学の時出来なかった続きしてあげようかな〜って」
「…な、お互い高校生なんだし、もうやめようよ…僕だって君に会わないようにしてあげてるんだし」
外は暗くてお互いの表情はよく見えなかったけど、真白の肩が震えていることだけはわかった。
「〝してあげてる〟ってなんでお前が上から目線なんだ?」
「…ごめん」
「そうそう、そうやってお前はずっと俺に怯えながら生きていけよ、あーでももう俺の姿を見ることはなくなるんだし怯えることはないか」
そう言って真白の向かい側に立っていた男はポケットから鉛筆を出し振りかざした。
真白の後ろをずっとつけていくと宿の真ん中にある庭で足を止め、誰かと話し始めた。
「真白〜来てくれたんだ久しぶり」
朝登山の前に会った人だ。
「…今さらどうしたの」
返事をした真白の声は聞いたことのないほど冷たく、小さな声だった。
思い返してみると真白の過去の話はあまり聞いたことがなかったな。
「いや~久しぶりに見たらなんか楽しそうに笑ってるからさ、中学の時出来なかった続きしてあげようかな〜って」
「…な、お互い高校生なんだし、もうやめようよ…僕だって君に会わないようにしてあげてるんだし」
外は暗くてお互いの表情はよく見えなかったけど、真白の肩が震えていることだけはわかった。
「〝してあげてる〟ってなんでお前が上から目線なんだ?」
「…ごめん」
「そうそう、そうやってお前はずっと俺に怯えながら生きていけよ、あーでももう俺の姿を見ることはなくなるんだし怯えることはないか」
そう言って真白の向かい側に立っていた男はポケットから鉛筆を出し振りかざした。


